この度、2024年7月27日に開催された福岡市西区の地域の夏祭りにて自治会環境委員様の活動に協力した「ポイZERO協議会」の環境活動を、弊社でも支援させていただきました。今回の夏祭りでは「ゴミの削減」「分別の啓蒙」を主軸に、ペットボトルキャップを回収しワクチンに変える運動が行われ、弊社では回収されたペットボトルキャップ約29キロを資源回収工場へ運ぶお手伝いをさせていただきました。

SDGsの取り組み「企業」が面白く楽しくできたら環境問題は解決するはず!
環境活動は国に頼っているだけでは解決しませんし、個人個人の力もとっても大事。とはいえ、一人個人で出来る事は限りがあり、継続することも困難です。
企業という組織が楽しく出来るエコアクションをもっと提供できるようになると、個人個人の環境問題意識も高まり、ちょっとした手間を惜しまずに行動できるようになるのではないかと思う所です。(私達が法人を立ち上げた原点でもあります)
今回の夏祭りでは、「ペットボトルキャップがコイン」の役割を担い、ペットボトルキャップ10個とお菓子が交換できるというエコイベントでした。
このイベントが出来たきっかけが、面白い取り組みをされているNPO法人の存在でした。
NPO法人「世界の子ども達にワクチンを日本委員会」
SDGsの取り組みが注目される中、企業の取り組みとして面白い活動をされているのがJCV、NPO法人「世界の子ども達にワクチンを日本委員会」。
ペットボトルキャップを回収し、資源としての販売利益から途上国の子ども達へポリオ等のワクチン支援を実施しいます。
かつて、学校や公共施設、大手スーパーなどでペットボトルキャップの回収BOXが見られましたが、ペットボトルキャップの価格と回収と工場への発送にかかる費用が合わないなどがあったのか、どんどん回収BOXは減ってしまいました。
一方で、地球温暖化はどんどん加速し、この夏も猛暑をふるっている状態。地球沸騰時代とまで言われるようになりました。
地球温暖化の一助を担っている「ブルーカーボン」(海の二酸化炭素吸収源となる海洋プランクトンや珊瑚など)が育つ環境は非常に悪い状態です。
海洋ゴミの多さは想像を絶する量で現在世界の海に漂う海洋ごみの量は、総計約1億5,000万トンと言われています。


参照:海と日本財団 https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2020/43293/ocean_pollution/
海に流れ出るゴミの多くがプラスチックゴミ、その多くが商品のパッケージである事が見えてきます。分別がちゃんと出来たら、ゴミがリサイクルされている証拠。その分別の習慣化が叶う一つのアクションが「ペットボトルキャップを本体から外す行為」ではないでしょうか。

参照:my mizu https://www.mymizu.co/blog-ja/eco-with-kanae-state-of-plastic-waste-japan-world?utm_source=GoogleAdGrants&utm_medium=PaidSearch&utm_campaign=Destination&gad_source=1&gclid=Cj0KCQjwwae1BhC_ARIsAK4JfrwGkEoGK4qe-g1jjp55XAvyutgDlbqUI01pIFgF9PCxfQ7oFet3_ucaAtnAEALw_wcB
ペットボトルキャップは29キロ!15950個
一夜の夏祭りでしたが、来場者は3200名近く。ペットボトルキャップ回収の案内は1ヶ月程度の告知でしたが、沢山の方がペットボトルキャップを持ち寄ってくださいました。
子ども達はペットボトルキャップがお菓子に交換できる!というゴミが価値に変わった瞬間に不思議な感覚とワクワクした表情でした。
地域住民の皆様のニーズと自治会の取り組みとしてのニーズがマッチし、環境啓蒙の「楽しくエコチャレンジ!」の第一歩となりました。
引き続き、合同会社Connect7では、地域の環境啓蒙活動の支援を行って参ります。
代表 廣瀬さやか