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【海の危機】珊瑚が見れるのも後5、6年?!・・長崎五島、伊良部島の海調査報告

白い珊瑚は死にかけている!海の危機

この度、8月上旬を使い、弊社代表二人で長崎県五島と沖縄県伊良部島の海の実態をこの目で見るべくそれぞれで調査に行ってまいりました。

長崎も沖縄もどちらも透き通る海。とても美しい自然が見えてきます。一方で、一度海に潜ると、サンゴ礁の危機を目の当たりにしました。

 

海水の温度5度上昇

伊良部島の八重干瀬(やびじ)は国指定名勝で美しい海。この海では5度水温が上がり、珊瑚もヘロヘロ…今のような珊瑚が見られるのも、後5.6年くらいだと現地の方から聞き、なんとも悲しい気持ちになりました今のままでは、海は死んでいき、もちろん人も生き難くなるのかな、と。

2018年ごろは、まだまだ黄色やピンクの珊瑚が比較的あり、美しかったと。
チラチラ紫やブルーの珊瑚は見られるものの、白化した珊瑚だらけで、墓場みたいな雰囲気も。。
様々な団体が、珊瑚の保全で苗を育て植える活動を行うなど活動されていますが、水温が上昇することで、珊瑚が生きられない海になってしまうと、保全活動も悲しい結果になってしまいます。
白化現象とは、造礁サンゴに共生している褐虫藻が失われることで、サンゴの白い骨格が透けて見える現象で、白化した状態が続くとサンゴは共生藻からの光合成生産物を受け取ることができず、壊滅してしまいます。 サンゴの白化の原因は、温暖化等による海水温の上昇と考えられています。

海は綺麗だが、港や陸地は・・・

海自体にはゴミはほぼ見られないのですが、港のゴミは2年前より減ったようでしたがまだまだ沢山・・・。

これらのゴミが、風に飛ばされ海に入り込み、魚やウミガメなどの海洋生物が誤飲したり、温室効果ガスの元になります。陸地からの対策が大事。
海亀が今年は沢山で、ただただ可愛かった。この風景がずっと続くといいのにな、と。しみじみ。

 

私達が出来る事は日々の小さな積み重ねですが、小さな積み重ね、意識できる人が増えていくためにできる事は何か?をまた改めて考えました。引き続き、合同会社Connect7では環境保護活動、環境啓蒙活動を企業として行って参ります。
代表 廣瀬さやか
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